AS I AM

〈育児・趣味・仕事〉どれも手を抜きたくない!どれも楽しみたい!と、日々を全力で生きる、生きたいアラフォーママのブログです♪

転職して10年が経ちました。

2014年に、新卒で入社した前職を思い切って辞めて、今の会社に転職しました。

あれからちょうど10年。

正直、私自身だけでなく周りもこれほど長く残るとは思っていませんでした。笑

 

(転職直後、人事の担当者に「すぐ辞めそう」と陰口を言われていたので…)

 

転職して10年間でどんな変化があったのか、まとめてみました。

色々頑張ったなぁとしみじみする一方で、これからの10年間をどう過ごしていくのか、ワクワクドキドキします。

 

 

 

 

 

給料が倍になった

 

特にここ3〜4年間の給与の伸び幅が順調で、気づけば倍になっていました。

30代女性の平均年収の倍くらいは貰えているので、なんだかんだで頑張ってきたし、それを一定程度認めてもらえたのかな、と思っています。

 

ただ、子育てでお金がかかってくるのはこれから!

まだまだ上を目指して日々を頑張らないと。

 

 

海外赴任をして、海外で生活するという夢を実現した

 

10代からずっとアメリカの音楽や映画が大好きで、漠然と「アメリカで生活したい!」と夢見ていたけれど、ついに転職して海外赴任のチャンスをつかみました

 

いまどきではもうあまり珍しくはないけれど、うちの会社の中では初めて、夫が仕事を辞めて、妻の私の海外赴任に付いていくというパターン。

 

私は働き、夫はNYの語学学校に通うという生活。

うらやましいんだけど!笑

 

本当に一瞬でしたが、私の人生の貴重な経験になりました。

 

 

部署で初めての子持ち社員になった

 

10年間、人の入れ替えは多々ありましたが、子どものいる社員は一人もいませんでした。

結婚している女性社員は何人かいたけれど、いわゆるDINKS。

男性社員も、子なしだったり独身だったり。

 

実は前職でも子どものいる人が同じ部門にいなくて、働きながら子どもを育てるイメージが全く湧かなかったし、キャリアを犠牲にするくらいなら子どもを持たなくても良いんじゃないかとずっと思っていました。

 

ただ、自分の年齢が30歳を超えたあたりから子どもを持つことを真剣に考えるように。

1年弱の産休&育休後、手探りではありますが、フルタイムで今までと同じ仕事をこなしながら、子育ても頑張っています

 

他の働くママパパさんと同じく、子どもの急な体調不良で休まなければならなくなったり、遅い時間まで働けなかったりするけれど、意外とお互い様だなぁと感じています。

 

体調不良で急に何日も休む社員もいるし、夫婦で旅行に行くために1週間まとめて休みを取る人もいるし、資格取得のために残業ゼロで帰っていく人もいるし、フレックスを活用して毎日10時ごろ出社する人もいるし…

 

私は、朝6時台から仕事をしているので、夜中〜朝方に来ている仕事は朝みんなが来る前に片付けられるし、逆に夕方以降に来る緊急案件は遅くから来て残っているメンバーが対応してくれて。

 

子育て社員とか関係なくお互い色々な事情がある中で、メンバー同士カバーしあえる良いチームに恵まれ、感謝感謝です。

 

 

会社の理解度が上がり、それを仕事に活かせるようになった

 

10年もいると、

  • 前に対応した似たような案件ではこうしたなぁ
  • あの人は少しクセがあるから、こう対応した方がいいぞ
  • このことを聞くならあの部門の●●さんだ!

という、今の会社でしか得られない経験値が身につきます。

 

うちみたいな、コテコテの日本企業ではこういう"お作法"が、スムーズに仕事をしていく上で役に立ちます。

 

また、他の部門のキーパーソンからも「●●について頼るならりおさんだ!」と覚えてもらえるくらいの関係性を築けているのも大きいと感じています。

 

やっぱり、信頼関係って一朝一夕にはなかなか作れない、長く会社で頑張っているからこその武器だと思います。

 

 

 

 

最後にーーこれから目指す姿

 

これからの10年を見据えて、私が仕事を通じて実現したいことって、実は1つだけなんです。

それは、娘のロールモデルになること

 

私の母親は、女手一つで私と弟を大学まで出してくれて、本当に毎日、大変な思いをして働いていました。

その疲れた様子も見てきたし、帰宅後の会話でもとにかく仕事に対するネガティブな話が多かったので、働くことは懲役刑をくらって服役するぐらいの勢いで怖くて嫌なものの印象しかなく、大学生の頃には「あと4年したら就職だ、もう人生終わりだ」くらいの気持ちでした。

 

ですが、就職して1社目も2社目の今も、もちろん大変なことや嫌なことも多いけれど、それ以上に働くことの楽しさや、仕事を通じて自己肯定感を得られています

 

お金を稼ぐだけではなくて、自分の人生を自分で好きなように生きていくためにも、何かあっても自分一人だけでもしっかりと生きていけるようにするためにも、どんな形であれ、仕事をしなければなりません。

 

娘には、いつか必ず働く日が来るけれど、決してネガティブなものではないこと、仕事をすることを見据えて今からどうやって生きていくかを、しっかりと学生の頃から考えて欲しいな、と思っています。

 

これは特に最近、部署の中途採用業務をするときに感じるのですが、東大や京大といった名の知れた大学を出ているのに、有名大学に入学したことで人生の目標を達成したかのように、大学在籍中も大学卒業後も特筆すべき活動や仕事をしてこなくて、低い年収のまま職を転々としている履歴書を見ることも少なくないからです。

 

決して年収が全てではないけれども、社会におけるその人の価値が反映されていると思うし、年収が低くても、今後社会で戦っていくために何かに取り組んでいたとか、そういうものが感じられないと、厳しいなと思います。

 

社畜という言葉もあり、会社のために馬車馬のように働くことが正義だとは思わないけれど、やっぱり社会で生きていく一人の人間として、自分の力を磨き、社会の一員としてなすべきことをすることが、生きがいに欠かせないと私は思っています。

 

そういうことを言葉で伝えてもあまり説得力はないので、自分の働く姿や仕事に対する姿勢から、娘が娘なりに感じ取ってくれたら、母親としてとてもとても嬉しいです。